長年外食業界に従事し、「食の現場の現実」に疑問を抱き、自然農法で野菜を栽培し全国にお届け中!ベジタブル&フルーツマイスターとして野菜と共に活動中!
う~、また更新が滞ってる(汗)
マイスター試験まであと20日チョイ。
かなり焦ってます。
こんにちは、土磨のたつまです。
試験勉強の最中に飛び込んできたニュースを見て、黙ってられない&ジッとしていられない衝動にかられて今書いてます(しかも会社で・・・)
もう皆さんご存知の「中国産餃子の残留農薬」による事故。
輸入していた企業は「絶対に食べないで下さい!」言ってましたね。
「何を言ってんの!?」って思いました。
日本に居る僕達の周りに安全な食材はあるのかな。
そういうことを考えたこと、皆さんはありますか?
中国産がダメだとして、じゃあ国産は絶対安全なのかな??
有機野菜が良いと言われるけど、ホントに良いのかな???
あっ、有機野菜がダメだって事じゃないので、勘違いしないで下さいね。
今回は中国野菜が問題になったけど、日本が輸入してる野菜が多いのは皆さんご存知だと思います。
自給率を上げようと農水省も頑張ってるけど現状は変わってないし、自給率40%は難しい見解を最近出したような記憶があります。
ちなみに輸入野菜のうち、中国産が占める割合は全体の6割。
ネギ、ゴボウ、里芋に関して言えば、ほぼ100%が中国産。
これは国内では「国産」か「中国産」しか売っていないということ。
凄くないですか!?
自給率が上がらないのは色んな理由があって、ここに書くとメッチャ長くなるので割愛しますが、
「企業の利益(会社の発展)目的」
「消費者は安いもの(家計があるから)を求める」
「農家は大量に効率的な栽培(自然無視)をする」
「輸入自由化(WTO)に伴う、農産物の組入れ」
簡単に言うと、だいたいこんな感じかな。
生産現場はニーズを汲み上げて、栽培品目を決めていきます。
自分達も食っていかなければいけないから、それは当然。
僕らが買わないと、生産しても意味ないから。
僕らが購入する時って、「綺麗」で「安く」、「形が整っている」ものを求めちゃいますよね。
「食べる前」の物を見て買うんだから、それしか判断のしようが無いのも事実。
そういった「知識を得る機会が無い」のも理由のひとつじゃないかな。
本当に「安全な食材」って、実は既に無いのかも知れない。
今回の問題の根っこはとても深いと思います。
企業は安い人件費で大量に作りたいから、原料を中国に求めた。
当初、こちらが求めるだけの品質と量は出来ない。
それを補う為に「栽培技術(化学肥料・農薬)」を輸出する。
結果、こちらが求める野菜の量を確保出来て、安く輸入出来るようになる。
それなら「商品」も現地で作ってしまえ!って事で、工場を作る。
安いから僕らも喜ぶ(だろう)し、我々(企業)も利益を得る!
こういうことが繰り返された結果が、今の日本の食の現状なんじゃないのかなぁ。
誰が悪いって事を言っても仕方無いと思うんです。
悪いことは「結果」として目の前や周りにあるわけだから、今後どうするのかが大事だと思うんです。
誰がどうとではなく、自分は何が出来るかってこと。
皆さんに今の食卓、食事、食材をいま一度見直して欲しいです。
僕には「何」が出来るのか?
やっぱり、以前から自分が考えてる事を「形」にする必要がある。
改めて確信を持ちました。
誰もやらないから、僕がやる。
何も「特別」なことではなく、必要だから。
でも、まだそれは内緒です(笑)
マイスター試験まであと20日チョイ。
かなり焦ってます。
こんにちは、土磨のたつまです。
試験勉強の最中に飛び込んできたニュースを見て、黙ってられない&ジッとしていられない衝動にかられて今書いてます(しかも会社で・・・)
もう皆さんご存知の「中国産餃子の残留農薬」による事故。
輸入していた企業は「絶対に食べないで下さい!」言ってましたね。
「何を言ってんの!?」って思いました。
日本に居る僕達の周りに安全な食材はあるのかな。
そういうことを考えたこと、皆さんはありますか?
中国産がダメだとして、じゃあ国産は絶対安全なのかな??
有機野菜が良いと言われるけど、ホントに良いのかな???
あっ、有機野菜がダメだって事じゃないので、勘違いしないで下さいね。
今回は中国野菜が問題になったけど、日本が輸入してる野菜が多いのは皆さんご存知だと思います。
自給率を上げようと農水省も頑張ってるけど現状は変わってないし、自給率40%は難しい見解を最近出したような記憶があります。
ちなみに輸入野菜のうち、中国産が占める割合は全体の6割。
ネギ、ゴボウ、里芋に関して言えば、ほぼ100%が中国産。
これは国内では「国産」か「中国産」しか売っていないということ。
凄くないですか!?
自給率が上がらないのは色んな理由があって、ここに書くとメッチャ長くなるので割愛しますが、
「企業の利益(会社の発展)目的」
「消費者は安いもの(家計があるから)を求める」
「農家は大量に効率的な栽培(自然無視)をする」
「輸入自由化(WTO)に伴う、農産物の組入れ」
簡単に言うと、だいたいこんな感じかな。
生産現場はニーズを汲み上げて、栽培品目を決めていきます。
自分達も食っていかなければいけないから、それは当然。
僕らが買わないと、生産しても意味ないから。
僕らが購入する時って、「綺麗」で「安く」、「形が整っている」ものを求めちゃいますよね。
「食べる前」の物を見て買うんだから、それしか判断のしようが無いのも事実。
そういった「知識を得る機会が無い」のも理由のひとつじゃないかな。
本当に「安全な食材」って、実は既に無いのかも知れない。
今回の問題の根っこはとても深いと思います。
企業は安い人件費で大量に作りたいから、原料を中国に求めた。
当初、こちらが求めるだけの品質と量は出来ない。
それを補う為に「栽培技術(化学肥料・農薬)」を輸出する。
結果、こちらが求める野菜の量を確保出来て、安く輸入出来るようになる。
それなら「商品」も現地で作ってしまえ!って事で、工場を作る。
安いから僕らも喜ぶ(だろう)し、我々(企業)も利益を得る!
こういうことが繰り返された結果が、今の日本の食の現状なんじゃないのかなぁ。
誰が悪いって事を言っても仕方無いと思うんです。
悪いことは「結果」として目の前や周りにあるわけだから、今後どうするのかが大事だと思うんです。
誰がどうとではなく、自分は何が出来るかってこと。
皆さんに今の食卓、食事、食材をいま一度見直して欲しいです。
僕には「何」が出来るのか?
やっぱり、以前から自分が考えてる事を「形」にする必要がある。
改めて確信を持ちました。
誰もやらないから、僕がやる。
何も「特別」なことではなく、必要だから。
でも、まだそれは内緒です(笑)
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プロフィール
HN:
たつま
年齢:
54
HP:
性別:
男性
誕生日:
1969/11/30
職業:
土磨自然農園代表・野菜ソムリエ
自己紹介:
外食業界20年。
そこで感じた「食の矛盾」と「農業危機」。
「農業を救い、変えていくために自分に何が出来るか?」
「まともな野菜が無いなら、いっそのこと自分で安心できる物を作っちゃえ!」
と言う事で、無農薬(当たり前!)無除草剤(必要ない!)無化学肥料(そもそも自然界に存在しない!)の自然農法で野菜を栽培。
全国の家庭や素材にこだわるレストランにお届けしてます。
野菜ソムリエとしても活動中!
そこで感じた「食の矛盾」と「農業危機」。
「農業を救い、変えていくために自分に何が出来るか?」
「まともな野菜が無いなら、いっそのこと自分で安心できる物を作っちゃえ!」
と言う事で、無農薬(当たり前!)無除草剤(必要ない!)無化学肥料(そもそも自然界に存在しない!)の自然農法で野菜を栽培。
全国の家庭や素材にこだわるレストランにお届けしてます。
野菜ソムリエとしても活動中!
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