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長年外食業界に従事し、「食の現場の現実」に疑問を抱き、自然農法で野菜を栽培し全国にお届け中!ベジタブル&フルーツマイスターとして野菜と共に活動中!

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今年はここ数年なかったような、梅雨らしい天気が続いています。
降るべき時に降ってくれれば、野菜にとってもありがたい事です。
が、同時に草もジャンジャン伸びてきています。。。
草を刈っては被せの繰り返しで、少しづつセイタカアワダチソウの勢いも無くなってきています。

きっと自分の仕事の効率が悪いのでしょう。
毎日やることが沢山あり、じっくり考えれる時間が無いのが、さらに効率を悪くしています。
早く何とかしなければと、日々もがいている感じです。


先日、僕の住んでいる学区内の中学校PTAの方々への研修セミナとして講師の依頼を頂き、出張講師に行ってきました。
当初は定員20名前後の予定でしたが、予想以上に申込が多くて40名以上の方に参加頂きました。
それだけ野菜や食に関心があるということで、とても嬉しく思いました。
そして、マイスターとして、生産者として、やるべきことや伝えていくことが沢山あるということも、改めて感じました。
このような貴重な機会を頂き、とても良い経験になりました。

とはいえ、これだけの人数です。
しかも女性ばかり!
正直、緊張しました・・・(汗)

講座内容は、野菜の栽培方法の違いや、旬野菜の役割、食べ比べを行いました。
ジャガイモの6種類集めて食べ比べしましたが、見たことのない色や形、食感のものもあったので楽しんで頂けたと思います。
9月にはまた別の学校のPTAの方から、ご依頼を頂いています。
子ども達への食育も大事ですが、お母様方と話す機会はもっと大事だと思っています。
これからもそういうお話があれば、喜んでお受けしたいと思っています。

当日の写真はこちらで紹介されています。

さて、久々に畑の状況をご報告。
順調に夏野菜の収穫が始まっています。
とはいえ、まだ雨が多いのでピークには程遠いですが。

549d38e7.JPGこれは「トマトベリー」という新品種のトマトです。
ベリーというだけあって、形がイチゴのような形
に生ります。
とても綺麗な赤色に熟します。





7df7b91b.JPGこれは黒いトマトの「ブラックプラム」。
長さは6cm前後のずっしりしたミディトマトです。
味は濃厚です。






3883b873.JPGこれは調理用の「サンマルツァーノ」です。
生食には向いていませんが、火を入れると旨味は抜群です!







どれもそうなんですが、虫も付かず、ほとんど病気にもなっていません。
これだけ雨が降っているのに、今年は調子が良いです。
調子が良いと言えば、これもそう!

7e39030f.JPG
これは「紫御前」という品種です。
とても鮮やかな、何とも言えない茄子紺色です。
ズッシリ&ギッシリとした実です。
茄子はこの他にも5種類ほど育てています。
どれも順調で、まもなく収穫のピークを迎えそうです。



そしてずっと楽しみにしていた物が収穫出来ました!

IMGP2539.JPG桃です!!
今お借りしている畑は、もともとは桃畑でした。
開墾時に確認したら、数十本ある桃の木のうち、唯一1本だけ生き残っていました。
それを残して、肥料も農薬も与えず、桃の木の生命力に任せて結実するのを見守りました。
風で落果したり、鳥につつかれたり、虫に齧られたり。
なにぶん素人なので桃に被せた白い袋が飛んで行ったりして、まともに収穫出来るのはごくわずかです。
でも、そういう風に育てていくつか収穫できたのは、ホントに「収穫」だと思いました。
来年も同様にやってみようと思います。

早速この桃は良く冷やして、今晩食べました。
写真のように、大きく丸々とした物は味も良かったですよ。

ちなみに、この桃(白鳳)はうちのネットでは販売していません。
そもそも数がありませので、お分けきませんので、悪しからず。。。





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無題
子供の食育、食育と身勝手な大人が言いますが、まずはその大人(親)を教育しなきゃ、正しい食育なんてのは無理無理ですよね?

手を抜かない愛情こもった料理、いただきます・ごちそうさまと言う言葉の意味、その他の付随する環境。

珍しい野菜で興味を引くのも良いけど、個人的には在り来たりの野菜で栽培方法による違いを感じてもらう方が、一般の主婦には良いような気がしました。
珍しい野菜って比較対照物が少ないですから。

素人が生意気を言ってすみません。
マイスターとして、また生産者として頑張ってください。
健康オタ 2009/07/15(Wed)14:08 編集
その通りです!
健康オタさん

失礼ですが、僕の講座に参加された方でしょうか?

おっしゃる通りです。
大人(親)に対して食育をしなければ、何にも変わりません。
いくら学校などで子ども達に伝えても、それを持ち帰った家で実践してくれなきゃ、子ども達も真剣には考えられないし、子供達だけで取り組められることではありません。

とは言え、大人に対して食育をはたらきかけても、「そんな面倒な事は時間が無くてできない!」「高くてそんなの買えない」という方が大半・・・
だからうまく行かないし、なかなか変わっていかないんです。。。
難しい問題です。
地道に色んなアプローチをしていくしかないと思ってます。

珍しい野菜を栽培しているのは、プロの方からのニーズがあるのと、そういう野菜に興味を持ってもらいたい、両方の思いがあるからです。
ちなみに、定番野菜で栽培方法別の食べ比べは色んな場所で、
行なっています(^^)
毎回歓声があがって、盛り上がりますよ~
機会があれば、ぜひどうぞ。
たつま URL 2009/07/15(Wed)21:14 編集
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プロフィール
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たつま
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54
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性別:
男性
誕生日:
1969/11/30
職業:
土磨自然農園代表・野菜ソムリエ
自己紹介:
外食業界20年。
そこで感じた「食の矛盾」と「農業危機」。

「農業を救い、変えていくために自分に何が出来るか?」
「まともな野菜が無いなら、いっそのこと自分で安心できる物を作っちゃえ!」

と言う事で、無農薬(当たり前!)無除草剤(必要ない!)無化学肥料(そもそも自然界に存在しない!)の自然農法で野菜を栽培。
全国の家庭や素材にこだわるレストランにお届けしてます。
野菜ソムリエとしても活動中!
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