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長年外食業界に従事し、「食の現場の現実」に疑問を抱き、自然農法で野菜を栽培し全国にお届け中!ベジタブル&フルーツマイスターとして野菜と共に活動中!

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かなり久々の更新になってしまいました。

色んな事が一気に重なってきて、毎日ドタバタで全く余裕無し!の日々。
講師活動、コラボイベント企画、NHK文化センターでの講師、就農者育成の仕組みつくり、それ以外に新たな取組みや企画の話有難いことにたくさん来ています。

だから、今日のタイトルは「ギリッ!」
まさにギリギリの状態で毎日乗り切ってます。

何が「ギリッ!」なのかというと、夏野菜の定植が一部終わっていません。

4月の低温と日照不足の影響が響き、生長の遅いことと言ったら。
葉ものを早く出荷しようと蒔いたものは全てトウ立ち(涙)
でも、なんとかレタスがここに来て追いつき、出荷が始まりました。
エンドウもかなりの豊作で、尋常じゃないほど採れています。
これから毎年、おかしな天気が続いていくんでしょうね。
そんな環境の変化の中での自然栽培。
つくづく自然に、地球に生かされていることを感じます。

そんな自然栽培を実践している僕ですが、こういった野菜はまだまだ流通量は少ないです。
特に自分のようなイタリア野菜が多いとなおさらです。
味は格別ですが、難しいのは収量を上げることと供給を安定させること。
それを両立するのは大変です。
でも、大変なのは「自分1人」でやろうとするから。
そういう生産者が集まり、作付けを分散&分担し、地域差&気温差を利用して出荷すれば収穫期間も長くなり、収量も多くなります。
でも、「自然栽培」だけを扱う業者は愛知にはありません。
いや、正式には「ありませんでした」。

実は、想いや志しを同じとする生産者の方と、フレンチの世界で腕を磨いたソムリエの方と昨年から温めてきた構想が4月から動き始めました。
及ばずながら、僕も協力させて頂いています。
その名も「スーヴェラン」。
名古屋で、愛知で初の自然栽培専門卸業者です。
まだまだ無名ですが、ここ数年のうちに、野菜にこだわるシェフの方達には欠かせない存在になるでしょう。
そういう野菜を使いたくても、手に入らないことになるやもしれませんよ。
近い将来、必ず僕らがそうさせます。


僕個人の取組みとしては、直近では名古屋は栄にあるお店「神楽家左助」様にて、来週の26日(水)にコラボイベントを開催します。
6月には恒例のNPO法人ウーマンリビングサポートでの講座。
今回はトマトをちょっと深く知り、トマトのデザートも食べて頂く内容です。
7月の七夕の日には、東海テレビの取材もあった「tori cafe」様にて、コラボイベント第二段も開催。
こちらは既に定員間近の状態の様です。(有難うございます!)

さらに今年は、定期的にマルシェへの出店を目指しています。
提携生産者の方のお力も借りて、お取引先レストランやシェフの方への安定供給も目指します。
来月には、後輩野菜ソムリエとのコラボで、野菜を使ったデザートなどの加工品の打合せもしなくちゃいけないし、地元小学校のPTAの方対象の講座の打合せも控えています。
さらには中部大学生と教授の方との農業体験の日程も決めなくちゃいけない。
提携生産者の方との連携を深め、就農者を送り込む仕組みつくりも進めていかなくちゃいけない。

まだあった!
「土磨」のロゴも考えなくちゃいけないし、HPの更新もしなくちゃ!

なんとまぁ、沢山やることがあること。。。(汗)
おかげで最近寝不足です。
つくづく、1日36時間欲しい!と最近思います。


今日はそろそろ寝ます。










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ご縁があって、昨年末に新しく畑が増え、なんとか開墾も終わり、作付けを始めました。
とても僕1人の力では不可能な開墾でした。
この畑をお借りするに至ったご縁、開墾に力を貸して頂いた方々、また研修生の方にはとても感謝しています。

夢を実現するために少しずつ動いて早5年。
あっという間でした。
うち3年間は会社に勤めながら。
その後、野菜ソムリエの資格を取得して独立し、土磨自然農園の代表として今に至ってます。
今では、個人宅配もそうですが、食材にこだわるシェフの方々の要望に応えるべく、自家農園も今年から始めました。
とは言え、自分の中では満足出来る収量は収穫できていないし、端境期の問題など、クリアして行かなくてはいけない問題が山積みです。
もがきながら、少しずつ前に進んでいる感じでしょうか。

自分が農業に対して「夢」を持って取り組んでいると、同じように農業に対して何らかの「夢」を持った方と巡り合います。
そして今は仲間(研修生)として一緒に汗を流しながら、これからの展開をどうするか「夢」を膨らませています。
今は畑作業の遅れと苗の準備もあって、打合せをする時間がなかなか取れませんが、それらが一段落したら打合せを始める予定です。
正式な打合せは進んでいないけど、実はすでに水面下で動いていることもあるんですよ♪

「夢」をカタチにするために、それぞれの得意分野を活かして、「土磨」という場所を使って実現していければ、これほど素晴らしいことはないと思っています。

「就農する」
「食育活動をする」
「教育ファームを作る」
「過疎化を食い止めたい」
「農業で町おこし」
「就農者育成の仕組みつくり」
「農園直結のお店」
「野菜を通じてレストランをサポート」
「畑で講座」
「シェフとコラボイベント」
「定期的にマルシェに出店」
「メディアにどんどん出る!」

これらは全て僕が独立前に考えていたこと。

すでにカタチになったものもあるし、進行形のものも。
動き出していないものはありません。
とは言え、僕1人で進んで来たわけでもなく、進めてきたわけでもありません。
今の仲間が加わったことによって動き出したことが大半です。
これらをさらに進めて行くために、再び覚悟を持った仲間(研修生)を募ろうと思います。



募集要項は次の通りです。


(1)自然栽培を実践したい方

(2)本気で新規就農を目指している方
(現実逃避はお断り) 

(3)未婚既婚・男女不問ですが、年齢は40歳程度までで農作業が出来る
  体力のある方
  ※夏は半端無く暑いです!

(4)最低一年間通える方

(5)最低週に終日3日、または午前中のみとか午後からのみなど、
  週に20時間以上が可能な方
  
(他の時間でアルバイトなど、生活費を補って下さい)

(6)圃場は愛知県小牧市なので、現実的な通勤(通畑?)は1時間が限度
  
(他県の方は難しいと思います)
  ※住居やアルバイトに関しては、自力で見つけて頂きます
   
(出来る限りの協力はします)

(7)要 普通自動車免許 及び 自動車を所有している事
  
(8)自分で育てた野菜を僕のお取引先に出荷した際、その売上はもちろん
  バックしますが
マージンは頂きます

   ※ご自分で販路を持った場合も同様です

(9)僕に具体的なビジョンと「夢」を語れて、将来も一緒に連携していける方


以上です。

農業は理屈ではありません。
毎日毎年状況は変わり、天候や自然に大きく左右されます。
それらを受入れることが出来る忍耐力も必要です。
休もうと思えばいつでも休めますが、その分成果はありません。

ただ「農業が好き」「野菜が育てたい」「安全な野菜を家族に食べさせたい」では、厳しいようですがお断りします。

僕自身、家族の反対を押し切り、安定した生活を捨ててこの世界に入りました。
相当の覚悟を持ってください。
それでも飛び込んでくる方には出来るだけの協力をさせて頂きます。
なぜなら、それが僕の「夢」に繋がることだからです。
「土磨」を卒業してピンでやっていくこともOKですし、卒業しても色々連携して事業拡大していくこともOKです。


ぜひ一度、お話をしましょう!



※5月に入り、夏野菜の定植が落ち着いてから面接を行う予定です。

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寒暖の差が激しいですね。
今年の春はホントにおかしな天気です。
おかげでナスの苗の生長が止まっています(汗)
もう5月になろうというのに。。。
ちゃんと育つか心配です。

先週末(17日、18日)は瀬戸市で行われた「せと陶祖まつり」に、野菜ソムリエとしてワークショップに出演してきました。
IMG_5816.jpg







いろんな会場でイベントが行われていましたが、僕が出演したのは「新進作家による おいしい!器展」です。
生産者として、野菜ソムリエとして見た器選びや、旬の野菜のお話を両日共に30分ちょっと行いました。
いつも色んな場所で講座を開催していますが、そこは常に「閉鎖された場所」です。
野菜のことが知りたいという「目的」を持って参加されています。
ところが今回は「開放された場所」で、野菜に関して特に「目的を持たず」に参加された方がほとんど。
そもそもイベントの中心は「器」。
どれだけこちらの話に引きずり込めるかがポイントで。
IMG_5832.jpg







参加された皆さんの、興味の糸口を探しながら話していました。
が、初日はその「糸口」をハッキリと見つけられずに終わってしまい・・・
それがとても申し訳なくて、悔しくて、残念で、正直その日の晩はなかなか寝れませんでした。
ってことで、
2日目、自分の中ではリベンジ!
内容を練り直して再びワークショップ。
IMG_5850.jpg







自分が伝えたいことと、参加者が知りたい(聞きたい)ことは、必ずしも同じではないこと。
これはとても大事なことですが、今回のワークショップで改めて大変勉強になり、楽しめました。
また機会があれば、ぜひ出演したいと思います。


このイベントの2日後の20日。
今度はNHK文化センターで開講する連続講座の初日。
多くの方に受講頂きました。
初日は自分も含めて、皆さん初顔合わせなので、みんなで簡単に自己紹介。
参加に至った経緯や、知りたいことや疑問に思っていることなどをみんなで共有しました。
レジメは用意していましたが、出来るだけ皆さんの知りたいことを中に織り交ぜて、途中脱線しながらの内容でした(笑)
次回は、皆さんの意向を中心にして、話を進めようと思ってます。
今から楽しみです!

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今週末の土日に、瀬戸市で行われる「陶祖まつり」。
毎年沢山の人で賑わうお祭りで、開催時は付近の道路は規制がかかるほど。

その「陶祖まつり」内のワークショップに2日連続で出演します!
場所は瀬戸蔵4F多目的ホール、時間は12:30~の予定です。


焼き物の町「瀬戸」。
器と野菜(料理)は日本人の文化の中では切っても切り離せない繋がり。
器を持って食べる文化も日本独特の文化です。
器も野菜も土から出来るもの。
ワークショップでは旬の「野菜」と、僕の考える「器選び」をお話します。
時間は30分ほどですが、流れで1時間くらい話しちゃうかも(笑)


不特定多数の方に向けたワークショップは今回が初めて。
なにげに緊張・・・
とりあえず、噛まないようにしないとね。。。


お時間のある方はぜひ遊びに来てくださいね。

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今日、4月9日は食と野菜ソムリエの日です。
自分で畑を借りたら必ず開催しようと考えていたイベントが、やっと開催できました!

特別課外授業って感じで、「春の農業体験」としてレタスの定植を行いました。
IMGP3271.jpg
場所は昨年末からお借りしている第二圃場。
研修生の方がコツコツと彫刻刀で彫り、大工仕事が得意なもう一人
の研修生の方に建ててもらったお手製の看板が目印。

天気は最高、紫外線も強烈で、皆さん日焼け対策は念入りにして参加。
時折吹く風が心地良かったです。


IMGP3280.jpgお目当ての苗を植える前に、まずは畑の中をグルッと散歩。
植えたばかりのハーブや、育苗中の苗を見てもらいました。







IMGP3287.jpg
キャトルセゾン、ロメイン、ロラロッサ、レッドサラダボール、サリナス、
カステルフランコ、エンダイブ、オークリーフ、リブレタス、グレーレーク
今年はレタスだけでもかなりの種類があって、皆さん名前をメモるメモる(笑)
質問もとても多くて、さすが皆さん野菜ソムリエです





IMGP3291.jpg夏野菜を保管しているハウスの中も見てもらいましたが、皆さん興味津々(笑)
色んな名前のトマトやナスがあるので、目がキラキラしていました。
写真もバシバシ撮りまくりです!

IMGP3298.jpg








IMGP3307.jpg一通り畑の中の説明が終わったら、いよいよレタスの定植です。
これだけの人数が居れば、10メートル以上ある畝の定植もあっという間です。

種蒔きや収穫も楽しいんですけど、僕は定植する時が一番楽しいです。
何故って、大きく育った時を想像しながら植えるから(笑)
簡単に説明してから、皆さんで定植!
狭い育苗トレーから出されて、苗もノビノビしています。


IMGP3304.jpg
ピンセットで根っこをなるべくキズをつけずに、トレーから取り出して、
畑に定植!
収穫は5月末から6月の予定。
これらは今日の参加者の皆さんにお届けです。
楽しみにしてて下さいね!)



IMGP3312.jpg
一仕事のあとh、みんなで昼食タイム!
みんなで食べる昼ごはんはお美味しいっす♪
ワイワイガヤガヤしたあとは、予定にはなかった第一圃場にも足を伸ばし
ました。




IMGP3314.jpg
さぁ、これからが大変です。
時期が来たら、皆さんのもとへ旅立てるよう、しっかり面倒を見ますね

おたのしみに!

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最新TB
プロフィール
HN:
たつま
年齢:
54
HP:
性別:
男性
誕生日:
1969/11/30
職業:
土磨自然農園代表・野菜ソムリエ
自己紹介:
外食業界20年。
そこで感じた「食の矛盾」と「農業危機」。

「農業を救い、変えていくために自分に何が出来るか?」
「まともな野菜が無いなら、いっそのこと自分で安心できる物を作っちゃえ!」

と言う事で、無農薬(当たり前!)無除草剤(必要ない!)無化学肥料(そもそも自然界に存在しない!)の自然農法で野菜を栽培。
全国の家庭や素材にこだわるレストランにお届けしてます。
野菜ソムリエとしても活動中!
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